about
さきほスタンプでは、さまざまなアイデアを持ち寄って、気の合う仲間たちが一生懸命考えて、本物の豊かさを求めて思い切って活動します。
障がいを個性ととらえ、個々の目標に向けた支援を基本とし個々の可能性を見出し、将来へ向けて本人とその家族が安心安全で自立していくことを目指します。
個々が自立し、社会の中でも確固たる役割と居場所を見出せるよう全ての社会資源を活用し連携し継続して支援します。一歩ずつ先々の実りを目指し夢を持てる人、そして社会をつくる。そんな思いで活動しています。
そもそも就労支援事業所からスピンアウトしてさきほを作った我々ですが私には始めどうしても就職した利用者たちが帰ってきてしまう事を理解出来ずにいました。
「折角お金を稼げるようになったのにどうして?」
でも、目指すもの、お金を稼いだ後を想像できないと働くという事は苦痛でしかないのかもしれないと気付くのにそう時間はかかりませんでした。
そこでさきほでは興味を持てる事を一つでも持てるように学齢の低いうちから様々な体験ができるように支援を組み立てました。
興味を持った先にお金を使う事でもっと楽しい体験が出来るかもしれない。働いたお金の使い道が見える事でお金を稼ぐことが楽しくなるかもしれない。
学力的には小学校4年生程度で社会生活は充分こなせると言われています。正直微分や積分は実生活では余り使いません。
それよりも集団の中で大事にされ、仲間として一人前に扱ってもらうには様々な社会性が必要となるのです。
相手の目を見て挨拶ができる。相手の気持ちを汲み取る努力をする。これは健常児でも難しいことですが逆にさきほに通う子供たちは素直ですから、繰り返し、その都度その理由をきちんと説明していけば決して不可能な事ではない事がわかってきました。
子供同士の学びも重要です。大人がわあわあ言うよりは子供たち同士の一言が気づきになり本人が大きく成長するきっかけになった例を何度も見ています。みんなで育ってみんなで育てる。これが一番大事なのだと思います。
中原や宮前では一目置かれる事業所に成長したスタンプですが、やはり地域が、事業所を取り巻く社会が、この子たちの将来を見守ってくれる環境になってくれる事が必要になります。手を差し伸べてくれる人たちには素直に「有難うございます。」と言える子供たちが一人でも多く巣立って行ってくれることを願ってやみません。
活動時間 | 月曜~土曜:放課後~18時 |
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長期休暇 | 9時半~14時 |
活動内容 | 基礎体力の見極めやボールゲームなどを通して個々の特性を生かす支援を行います。創作やお菓子作りなど様々な体験を通じて自立を支援していきます。 |
広報 | 会報で保護者の皆様に活動状況を報告していきます。 |
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学習・研修 | 親御さん同士の交流学習会や見学会、講習会を実施していきます。 |
野外活動 | 日帰り旅行や外出の活動を企画しています。 |