印刷・保険・福祉と業種は違えど四十年の長きにわたり、どこかで社会を支えていると実感できる仕事に携われたことを誇りに思う今日この頃です。
特にこの十年は三人の志を同じにする仲間に出会い代表として法人を運営する事ができました。
地域に根差した支援は、ここ川崎市中原区を拠点に宮前区高津区の利用者延べ二百余名を、これも延べ五十人を超えるスタッフと共に十余名にもなった社員の力強い思いと行動力で今日も広がり続けています。
改めて「さきほ」とは何かを考えてみます。
先っぽ、先端の意味を込めたこの社名は常にその先の支援を目指し、すべての利用者がそれぞれの成果、果実を手にする。
誰もが生きづらいこの世の中で一人一人違う個性の花を咲き誇らせ、どこかで必ず社会と関わっていられる事を目指す。
「さきほ」の根は幹は枝葉は大地と大気の力を得て力強く拡がっていく。因みに社名「さきほ」は法人の設立に関わった6人のイニシャルから出来ています。
良く十年続いた企業は三十年継続できるポテンシャルを持つと言いますが、常に立ち止まる事なく、多くの人との関わりを強めながら、「さきほ」の遺伝子が深化し展開していく事を改めて願うものです。
一般社団法人さきほ
代表理事 市川 壮一